ED治療薬の服用とグレープフルーツは要注意

ED治療薬の服用時で併用禁忌など気を付けるべきポイント

ED治療薬といっしょにグレープフルーツを食べるのは禁止!

一般的に薬を服用すると、体内の代謝酵素によって次第に分解されていき、やがて効果が消滅していく様になっています。しかし、その時にグレープフルーツを摂取するとフラノクマリンという成分によって代謝酵素の働きが鈍ってしまう事があり、薬の分解スピードが大幅に遅くなる傾向があります。つまり本来よりクスリの効き目が高まるという事です。これを聞いて『それは好都合だ』と思った人はNGです。ED治療薬はもともと副作用の強い薬ですし、低血圧化の効果も大きくなってしまう危険があります。例えばシアリスの注意書きには「本剤は主に薬物代謝酵素CYP3A4により代謝されます」と明記されていて、グレープフルーツによる健康被害の可能性を伝えています。具体的には、激しい頭痛や鼻づまり、動悸に息切れや脊椎痛、また消化不良などの副作用が強く出ます。そして最悪の場合に急激な低血圧症で卒倒してしまう事もあるでしょう。

ED治療薬の服用と併用禁忌のクスリとは?

ED治療薬にはグレープフルーツの様に同時に摂取しては危険な薬がいくつかあります。まず硝酸剤があります。こちらはニトログリセリンに代表される狭心症の治療薬で、併用すると急激な血圧降下で命に関わる危険があります。また抗不整脈薬も同じです。バイアグラではアミオダロン・アンカロンが禁忌で、レビトラではさらにアミサリン・リスモダン・シベノールが追加されます。シアリスにおいては抗不整脈薬を併用禁忌にはしていませんが、十分に注意は必要です。他にも抗真菌薬や抗ウイルス薬も併用禁忌です。併用するとED治療薬の血中濃度が上昇してしまい、それで強すぎる副作用が生じるかもしれません。この様にED治療薬には副作用だけでなく、併用の危険があるクスリがたくさんあるのです。

ED治療薬はなるべく医師の管理下で服用しましょう

最近はネット通販で個人輸入の利用者が増えています。既に医師による処方を経験している方ならばともかく、全くの未経験者がいきなりバイアグラを服用するケースが増加していて、万が一のトラブルに対応ができなかった事例も報告されています。先にも書いた通り、バイアグラやレビトラでは命の危険に及ぶ事態が想定される以上、なるべく医師の診察・サポートを受けながら、安全に使用する様におすすめします。ちなみに個人輸入は自己責任で、何かあっても警察や裁判所が介入できないケースもある事を知っておきましょう。